夏目漱石 『行人』 ただ洋卓の前に肱を突いたなり、じっとしていた。 眼さえ伏せていたから、自分には彼の表情がちっとも解らなかった。 兄は理に明らかなようで、またその理にころりと抛げられる癖があった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア