太宰治 『地球図』 赤い紙を剪って十字を作り、それを西の壁に貼りつけてあるのが、くらがりを通して、おぼろげに見えた。 シロオテはそれにむかって、なにやら経文を、ひくく読みあげていた。 白石は家へ帰って、忘れぬうちにもと、きょうシロオテから教わった知識を手帖に書いた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア