太宰治 『誰』 私は、わるい人であろうか、それを、きっぱり否定できるほど私には自信が無かった。 サタンでは無くとも、その手下に悪鬼というものもあった筈だ。 伊村君は、私を、その召使の悪鬼だと言おうとして、ものを知らぬ悲しさ、サタンだと言ってしまったのかも知れない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア