太宰治 『十二月八日』 お湯の中では、手足をちぢこめ、抱いている私の顔を、じっと見上げている。 ちょっと、不安なような気もするのだろう。 よその人も、ご自分の赤ちゃんが可愛くて可愛くて、たまらない様子で、お湯にいれる時は、みんなめいめいの赤ちゃんに頬ずりしている。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア