太宰治 『デカダン抗議』 少年特有の、不思議な直感で、私は、その女の子の名前を、浪、と定めてしまって、落ちついた。 いまに大きくなったら、あの芸者を買ってやると、頑固な覚悟きめてしまった。 二年、三年、私は、浪を忘れることが無かった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア