太宰治 『道化の華』 けふはその寢床を小菅に奪はれたので病院の事務室から薄縁を借り、それを部屋の西北の隅に敷いた。 そこはちやうど葉藏の足の眞下あたりであつた。 それから眞野は、どこから見つけて來たものか、二枚折のひくい屏風でもつてそのつつましい寢所をかこつたのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア