一緒に遊んでゐるうちに、葉藏のその變りかたをすべて頭のよさであると獨斷してしまつた。
おしやれで嘘のうまい好色な、そして殘忍でさへあつた葉藏を、小菅は少年のころから好きだつたのである。
殊に學生時代の葉藏が、その教師たちの陰口をきくときの燃えるやうな瞳を愛した。
一緒に遊んでゐるうちに、葉藏のその變りかたをすべて頭のよさであると獨斷してしまつた。
おしやれで嘘のうまい好色な、そして殘忍でさへあつた葉藏を、小菅は少年のころから好きだつたのである。
殊に學生時代の葉藏が、その教師たちの陰口をきくときの燃えるやうな瞳を愛した。