太宰治 『服装に就いて』 旅行に限らず、人生すべて、たくさんの荷物をぶらさげて歩く事は、陰鬱の基のようにも思われる。 荷物は、少いほどよい。 生れて三十二年、そろそろ重い荷物ばかりを背負されて来ている私は、この上、何を好んで散歩にまで、やっかいな荷物を持ち運ぶ必要があろう。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア