太宰治 『玩具』 私は誰かのふところの中にいて、囲炉裏の焔を眺めていた。 焔は、みるみるまっくろになり、海の底で昆布の林がうごいているような奇態なものに見えた。 緑の焔はリボンのようで、黄色い焔は宮殿のようであった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア