それから二三日しても兄の事がまだ気にかかったなり、頭がどうしても自分と調和してくれなかった。
自分はとうとう番町へ出かけて行った。
直接兄に会うのが厭なので、二階へはとうとう上らなかったが、母を始め他の者には無沙汰見舞の格で、何気なく例の通りの世間話をした。
それから二三日しても兄の事がまだ気にかかったなり、頭がどうしても自分と調和してくれなかった。
自分はとうとう番町へ出かけて行った。
直接兄に会うのが厭なので、二階へはとうとう上らなかったが、母を始め他の者には無沙汰見舞の格で、何気なく例の通りの世間話をした。