夏目漱石 『行人』 「でも氷で頭を冷したら、そのお蔭で熱がすぐ引いたんで安心したけれど……」 自分は熱の引かない時の兄が、どんな囈語を云ったか、それがまだ知りたいので、薄ら寒い襖の蔭に依然として立っていた。 次の間は電灯で明るく照されていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア