夏目漱石 『行人』 三十四 芳江が「叔父さんちょっといらっしゃい」と次の間から小さな手を出して自分を招いた。 「何だい」と立って行くと彼女はどこからか、大きな信玄袋を引摺り出して、「これお貞さんのよ、見せたげましょうか」と自慢らしく自分を見た。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア