太宰治 『母』 私は、うとうとまどろんだ。 眼がさめた時は、既に午前九時すぎで、隣室の若い客は出発してしまっていた。 床の中で愚図々々していると、小川君が、コロナを五つ六つ片手に持って私の部屋にやって来た。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア