夏目漱石 『行人』 けれどもどっちから云っても、蜜に似た甘いものではなかったらしい。 この苦い経験を有する古夫婦が、己れ達のあまり幸福でなかった運命の割前を、若い男と若い女の頭の上に割りつけて、また新しい不仕合な夫婦を作るつもりなのかしらん。 兄は学者であった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア