太宰治 『犯人』 姉を殺した記憶もふっ飛ぶ。 いまはただ、部屋を借りられなかった失敗の残念だけが、鶴の胸をしめつける。 ふたり一緒に会社から帰って、火をおこして、笑い合いながら夕食して、ラジオを聞いて寝る、その部屋が、借りられなかった口惜しさ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア