太宰治 『富嶽百景』 路を歩きながら、ばかな話をして、まちはづれの田辺の知合ひらしい、ひつそり古い宿屋に着いた。 そこで飲んで、その夜の富士がよかつた。 夜の十時ごろ、青年たちは、私ひとりを宿に残して、おのおの家へ帰つていつた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア