太宰治 『富嶽百景』 私は、足のないやうな気持で、夜道を、まつすぐに歩いた。 下駄の音だけが、自分のものでないやうに、他の生きもののやうに、からんころんからんころん、とても澄んで響く。 そつと、振りむくと、富士がある。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア