太宰治 『富嶽百景』 「おや、月見草。 さう言つて、細い指でもつて、路傍の一箇所をゆびさした。 さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあざやかに消えず残つた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア