太宰治 『陰火』 友人の部屋の扉をノツクしてから、廊下の東南の隅につるされてある丸い金魚鉢を見あげ、泳いでゐる四つの金魚について、その鰭の數をしらべた。 友人は、まだ寢てゐたのであつた。 片眼だけをしぶくあけて、出て來た。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア