脚が三寸くらゐ見えてゐて、そのゴム毬みたいにふつくりふくらんだ桃いろの脚にはうぶ毛が薄く生えそろひ、足頸が小さすぎる白足袋のためにきつくしめつけられて、くびれてゐた。
右手には青玉の珠數を持ち、左手には朱いろの表紙の細長い本を持つてゐた。
僕は、ああ妹だなと思つたので、おはひりと言つた。
脚が三寸くらゐ見えてゐて、そのゴム毬みたいにふつくりふくらんだ桃いろの脚にはうぶ毛が薄く生えそろひ、足頸が小さすぎる白足袋のためにきつくしめつけられて、くびれてゐた。
右手には青玉の珠數を持ち、左手には朱いろの表紙の細長い本を持つてゐた。
僕は、ああ妹だなと思つたので、おはひりと言つた。