太宰治 『陰火』 きりきりとするどい音が聞えたとき、部屋の襖がことことと鳴つたのである。 僕は蒲團から上半身をはみ出させて腕をのばし襖をあけてみたら、如來が立つてゐた。 二尺くらゐの高さの白象にまたがつてゐたのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア