太宰治 『一燈』 その、国を挙げてのよろこびの日に、私ひとりは、先刻から兄に叱られ、私は二重に悲しく、やりきれなくていたのである。 兄は、落ちつき払って、卓上電話を取り上げ、帳場に、自動車を言いつけた。 私は、しめた、と思った。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア