女のひとは、めったに男にお世辞なんか言うべきものでは無いかも知れませんね。
とにかく、僕たちの場合、たった一言の指のお世辞から、ぐんぐん悲劇に突入しました。
じっさい、自惚れが無ければ、恋愛も何も成立できやしませんが、僕はそれから毎晩のようにトヨ公に通い、また、昼にはおかみと一緒に銀座を歩いたり、そうして、ただもう自惚れを増すばかりで、はたから見たら、あさましい馬か狼がよだれを流して荒れ狂ってるみたいな、にがにがしい限りのものだったのでしょう。
女のひとは、めったに男にお世辞なんか言うべきものでは無いかも知れませんね。
とにかく、僕たちの場合、たった一言の指のお世辞から、ぐんぐん悲劇に突入しました。
じっさい、自惚れが無ければ、恋愛も何も成立できやしませんが、僕はそれから毎晩のようにトヨ公に通い、また、昼にはおかみと一緒に銀座を歩いたり、そうして、ただもう自惚れを増すばかりで、はたから見たら、あさましい馬か狼がよだれを流して荒れ狂ってるみたいな、にがにがしい限りのものだったのでしょう。