自分が女だけに、女の中にある不潔さが、よくわかって、歯ぎしりするほど、厭だ。
金魚をいじったあとの、あのたまらない生臭さが、自分のからだ一ぱいにしみついているようで、洗っても、洗っても、落ちないようで、こうして一日一日、自分も雌の体臭を発散させるようになって行くのかと思えば、また、思い当ることもあるので、いっそこのまま、少女のままで死にたくなる。
ふと、病気になりたく思う。
自分が女だけに、女の中にある不潔さが、よくわかって、歯ぎしりするほど、厭だ。
金魚をいじったあとの、あのたまらない生臭さが、自分のからだ一ぱいにしみついているようで、洗っても、洗っても、落ちないようで、こうして一日一日、自分も雌の体臭を発散させるようになって行くのかと思えば、また、思い当ることもあるので、いっそこのまま、少女のままで死にたくなる。
ふと、病気になりたく思う。