君の作品に於いても、自分にはたった一つ大きい不満があります。
十九世紀の一流品に比肩出来るという、自分の言葉の中にも、自分はその大きい不満を含めていました。
君の作品は、十九世紀の完成を小さく模倣しているだけだ、といってしまうと、実も蓋も無くなりますが、君の作品のお手本が、十九世紀のロシヤの作家あるいはフランスの象徴派の詩人の作品の中に、たやすく発見出来るので、窮極に於いて、たより無い気がするのです。
君の作品に於いても、自分にはたった一つ大きい不満があります。
十九世紀の一流品に比肩出来るという、自分の言葉の中にも、自分はその大きい不満を含めていました。
君の作品は、十九世紀の完成を小さく模倣しているだけだ、といってしまうと、実も蓋も無くなりますが、君の作品のお手本が、十九世紀のロシヤの作家あるいはフランスの象徴派の詩人の作品の中に、たやすく発見出来るので、窮極に於いて、たより無い気がするのです。