太宰治 『禁酒の心』 すなわち、呆然として退場しなければならぬ。 気を取りなおして、よし、もういちど、と更に戸外の長蛇の如き列の末尾について、順番を待つ。 これを三度、四度ほど繰り返して、身心共に疲れてぐたりとなり、ああ酔った、と力無く呟いて帰途につくのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア