茶店に到着して、すなわち床几にあぐらをかいて、静かに池の面に視線を放ち、これでよし、と再び残忍な気持でほくそ笑んだところ迄は上出来であったが、それからが、いけなかった。
私がおしるこ二つ、と茶店の老婆に命じたところ、少年は、
「親子どんぶりがあるかね?
茶店に到着して、すなわち床几にあぐらをかいて、静かに池の面に視線を放ち、これでよし、と再び残忍な気持でほくそ笑んだところ迄は上出来であったが、それからが、いけなかった。
私がおしるこ二つ、と茶店の老婆に命じたところ、少年は、
「親子どんぶりがあるかね?