太宰治 『乞食学生』 佐伯は、障子をがらりと開けて転げ込むようにして部屋へはいった。 私も、おなかを抑えて笑い咽びよろよろ部屋へ、はいってしまった。 薄暗い八畳間の片隅に、紺絣を着た丸坊主の少年がひとりきちんと膝を折って坐っていた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア