太宰治 『乞食学生』 私は暫く何も、ものが言えなかった。 裏切られ、ばかにされている事を知った刹那の、あの、つんのめされるような苦い墜落の味を御馳走された気持で、食堂の隅の椅子に、どかりと坐った。 私と向い合って、熊本君も坐った。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア