夏目漱石 『行人』 ふと床の間の脇を見ると、そこに重そうな碁盤が一面あったので、私はすぐそれを室の真中へ持ち出しました。 無論兄さんを相手に黒白を争うつもりでした。 あなたは御存じだかどうだか知りませんが、私は学校にいた時分、これでよく兄さんと碁を打ったものです。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア