太宰治 『古典風』 その頃、ロオマは騒動であった。 蒼ざめた、カリギュラ王は、その臣下の手に依って弑せられるところとなり、彼には世嗣は無く全く孤独の身の上だったし、この後、誰が位にのぼるのか、群臣万民ふるえるほどの興奮を以て私議し合っていた。 後継は、さだめられた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア