いつかお詫びの手紙を出そうと念じながらも、ひとりぎめの間のわるさの為に、出しそびれて、何かのきっかけをと思い、あなたの『晩年』とかいうのが出たら、そのときのことにしようと最近心にきめていましたところ、今日、本屋であなたの一文を拝見して、無しょうにかなしくなり、話しかけたくなりました。
それでも、心のどこかで、びくびくしていて、こまります。
あの夜、僕はとりみだし荒んだ歩調で階段を降りました。
いつかお詫びの手紙を出そうと念じながらも、ひとりぎめの間のわるさの為に、出しそびれて、何かのきっかけをと思い、あなたの『晩年』とかいうのが出たら、そのときのことにしようと最近心にきめていましたところ、今日、本屋であなたの一文を拝見して、無しょうにかなしくなり、話しかけたくなりました。
それでも、心のどこかで、びくびくしていて、こまります。
あの夜、僕はとりみだし荒んだ歩調で階段を降りました。