太宰治 『狂言の神』 お金がないのである。 けさ、トイレットにて、真剣にしらべてみたら、十円紙幣が二枚に五円紙幣が一枚、それから小銭が二、三円。 一夜で六、七十円も使ったことになるが、どこでどう使ったのか、かいもく見当つかず、これだけの命なのだ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア