途中、青松園という療養院のまえをとおった。
七年まえの師走、月のあかい一夜、女は死に、私は、この病院に収容された。
ひとつきほど、ここで遊んで、からだの恢復をはかったのであるが、そのひとつき間の生活は、ほのかにではあったけれども、私に生きているよろこびを知らせて呉れた。
途中、青松園という療養院のまえをとおった。
七年まえの師走、月のあかい一夜、女は死に、私は、この病院に収容された。
ひとつきほど、ここで遊んで、からだの恢復をはかったのであるが、そのひとつき間の生活は、ほのかにではあったけれども、私に生きているよろこびを知らせて呉れた。