太宰治 『未帰還の友に』 何だか、そこに、幽かでも障子の鳥影のように、かすめて通り過ぎる気がかりのものが感じられて、僕はいよいよ憂鬱になるばかりであった。 それから半年ほども経ったろうか、戦地の君から飛行郵便が来た。 君は南方の或る島にいるらしい。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア