太宰治 『盲人独笑』 名は、重美。 前名、矢田柳三。 孩児の頃より既に音律を好み、三歳、痘を病んで全く失明するに及び、いよいよ琴に対する盲執を深め、九歳に至りて隣村の瞽女お菊にねだって正式の琴三味線の修練を開始し、十一歳、早くも近隣に師と為すべき者無きに至った。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア