夏目漱石 『行人』 兄さんと差向いで黙っていると、風の音さえ聞こえない事があります。 多少やかましいと思うのは珊瑚樹の葉隠れにぎいぎい軋る隣の車井戸の響ですが、兄さんは案外それには無頓着です。 兄さんはだんだん落ちついて来るようです。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア