太宰治 『人間失格』 ツネ子は、いまにキスされる。 惜しいという気持ではありませんでした。 自分には、もともと所有慾というものは薄く、また、たまに幽かに惜しむ気持はあっても、その所有権を敢然と主張し、人と争うほどの気力が無いのでした。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア