その年の暮、自分は夜おそく泥酔して帰宅し、砂糖水を飲みたく、ヨシ子は眠っているようでしたから、自分でお勝手に行き砂糖壺を捜し出し、ふたを開けてみたら砂糖は何もはいってなくて、黒く細長い紙の小箱がはいっていました。
何気なく手に取り、その箱にはられてあるレッテルを見て愕然としました。
そのレッテルは、爪で半分以上も掻きはがされていましたが、洋字の部分が残っていて、それにはっきり書かれていました。
その年の暮、自分は夜おそく泥酔して帰宅し、砂糖水を飲みたく、ヨシ子は眠っているようでしたから、自分でお勝手に行き砂糖壺を捜し出し、ふたを開けてみたら砂糖は何もはいってなくて、黒く細長い紙の小箱がはいっていました。
何気なく手に取り、その箱にはられてあるレッテルを見て愕然としました。
そのレッテルは、爪で半分以上も掻きはがされていましたが、洋字の部分が残っていて、それにはっきり書かれていました。