太宰治 『人間失格』 自分は酔って銀座裏を、ここはお国を何百里、ここはお国を何百里、と小声で繰り返し繰り返し呟くように歌いながら、なおも降りつもる雪を靴先で蹴散らして歩いて、突然、吐きました。 それは自分の最初の喀血でした。 雪の上に、大きい日の丸の旗が出来ました。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア