自分の不幸は、拒否の能力の無い者の不幸でした。
すすめられて拒否すると、相手の心にも自分の心にも、永遠に修繕し得ない白々しいひび割れが出来るような恐怖におびやかされているのでした。
けれども、自分はその時、あれほど半狂乱になって求めていたモルヒネを、実に自然に拒否しました。
自分の不幸は、拒否の能力の無い者の不幸でした。
すすめられて拒否すると、相手の心にも自分の心にも、永遠に修繕し得ない白々しいひび割れが出来るような恐怖におびやかされているのでした。
けれども、自分はその時、あれほど半狂乱になって求めていたモルヒネを、実に自然に拒否しました。