野蛮人の弟は、きのうの新内で、かぜをひいたらしく、離れの奥の間で火鉢をかかえて坐って、兄の草むしりの手伝いをしようかどうしようかと思い迷っている形である。
呉清源という人も、案外、草ぼうぼうの廃園も悪くないと感じる組であるまいか、など自分に都合のいいような勝手な想像をめぐらしながら。
野蛮人の弟は、きのうの新内で、かぜをひいたらしく、離れの奥の間で火鉢をかかえて坐って、兄の草むしりの手伝いをしようかどうしようかと思い迷っている形である。
呉清源という人も、案外、草ぼうぼうの廃園も悪くないと感じる組であるまいか、など自分に都合のいいような勝手な想像をめぐらしながら。