母は、舅に孝行であるから、それをもらっても、ありがたそうな顔をして、帯の上に、それでもなるべく目立たないように吊り下げる。
祖父の晩酌のビイルを一本多くした時には、母は、いや応なしに、この勲章をその場で授与されてしまうのである。
長兄も、真面目な性質であるから、たまに祖父の寄席のお伴の功などで、うっかり授与されてしまう事があっても、それでも流石に悪びれず、一週間、胸にちゃんと吊り下げている。
母は、舅に孝行であるから、それをもらっても、ありがたそうな顔をして、帯の上に、それでもなるべく目立たないように吊り下げる。
祖父の晩酌のビイルを一本多くした時には、母は、いや応なしに、この勲章をその場で授与されてしまうのである。
長兄も、真面目な性質であるから、たまに祖父の寄席のお伴の功などで、うっかり授与されてしまう事があっても、それでも流石に悪びれず、一週間、胸にちゃんと吊り下げている。