太宰治 『ろまん燈籠』 末弟ひとり泣きべそかいて、汗を流し、最後に祖母へかけてみたら、たちまちにかかった。 祖母は椅子に腰かけて、こくりこくりと眠りはじめ、術者のおごそかな問いに、無心に答えるのである。 「おばあさん、花が見えるでしょう? 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア