太宰治 『ろまん燈籠』 五日目の夜か、六日目の朝には、一篇の物語が完成する。 それまでの五日間、かれら五人の兄妹たちは、幽かに緊張し、ほのかに生き甲斐を感じている。 末弟は、れいに依って先陣を志願し、ゆるされて発端を説き起す事になったが、さて、何の腹案も無い。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア