それに、あの婆さんは決していい婆さんで無いし、また、たとい佳いお婆さんであっても、娘というものは、好きなひとさえ傍にいて下さったら、肉親全部と離れたとて、ちっとも淋しがらず、まるで平気なものでございます。
ラプンツェルの泣いたのは、淋しかったからではありませぬ。
それはきっと恥ずかしく、くやしかったからでありましょう。
それに、あの婆さんは決していい婆さんで無いし、また、たとい佳いお婆さんであっても、娘というものは、好きなひとさえ傍にいて下さったら、肉親全部と離れたとて、ちっとも淋しがらず、まるで平気なものでございます。
ラプンツェルの泣いたのは、淋しかったからではありませぬ。
それはきっと恥ずかしく、くやしかったからでありましょう。