太宰治 『ろまん燈籠』 という嗄れた声を、耳元に囁かれ、愕然として振り向くと、ああ、王子の髪は逆立ちました。 全身に冷水を浴びせられた気持でした。 老婆が、魔法使いの老婆が、すぐ背後に、ひっそり立っていたのです。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア