太宰治 『ろまん燈籠』 とかく、いつわりの多い子である。 チョコレート二十、ドロップ十個を嚥下し、けろりとしてトラビヤタの鼻唄をはじめた。 唄いながら、原稿用紙の塵を吹き払い、Gペンにたっぷりインクを含ませて、だらだらと書きはじめた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア