長兄は、謂わば立派な人格者なのであって、胸には高潔の理想の火が燃えて、愛情も深く、そこに何の駈引も打算も無いのであるから、どうも物語を虚構する事に於いては不得手なのである。
遠慮無く申せば、物語は、下手くそである。
何を書いても、すぐ論文のようになってしまう。
長兄は、謂わば立派な人格者なのであって、胸には高潔の理想の火が燃えて、愛情も深く、そこに何の駈引も打算も無いのであるから、どうも物語を虚構する事に於いては不得手なのである。
遠慮無く申せば、物語は、下手くそである。
何を書いても、すぐ論文のようになってしまう。