その顔は輝くばかりに美しかった、と書いて、おごそかに眼をつぶり暫く考えてから、こんどは、ゆっくり次のように書きつづけた。
物語にも、なんにもなっていないが、長兄の誠実と愛情だけは、さすがに行間に滲み出ている。
――その顔は、ラプンツェルの顔ではなかった。
その顔は輝くばかりに美しかった、と書いて、おごそかに眼をつぶり暫く考えてから、こんどは、ゆっくり次のように書きつづけた。
物語にも、なんにもなっていないが、長兄の誠実と愛情だけは、さすがに行間に滲み出ている。
――その顔は、ラプンツェルの顔ではなかった。